「貴方のためだよ」とか言ってる奴と関わらないほうが良いですよ
何かしてもらう時に
「貴方の為なら頑張る」とか
「全部あなたのためにやっているのよ」とか
言われた人、いませんか?
そんな人と関わっても幸せにはなれませんよ?
こんにちは、ざわです。
今回は人間関係の話です。
人間は助け合いながら生きていく生き物ですが、その時に手伝う理由とかでこんなこと言われたことありますか?
僕はいろいろ言われてきましたが、一番腹が立ったのは上に書いた「貴方の為、お前の為」とかいう発言でした。
いやいや、落ち着いて聞いてほしい。
そんなおこがましいことあったもんじゃないでしょ!?
なんで僕のために動けるの!?やばくない!?
僕の何を知ってそんなことが言えるの!?馬鹿じゃないの!?
って、終始思っているゲス野郎なので、どうしても納得ができませんでした。
貴方のために動ける人はいない
じゃあ頼むのやめろよとかいう人いるかもしれませんが、そんなこと言っているのではありません。
僕が気になって仕方がないのは、「誰かのために動ける人」が果たしているのかどうかっていう話。
そんなんいるわけないでしょ。
自分の意思もなく誰かに言われたから仕方なくやるって、それこそやめてほしいとこっちが思ってしまうんですよ。
結論言うと、人のために動ける人はいないです。
そのように洗脳でもしないと普通はできません。
なぜなら、潜在的に利害の一致を求めているのが人間なので、親友ならそれを無関係にして、そうでない場合は少しでも自分に有益かどうかを考えて、絶対比較します。
つまり、あなたの為とか言っている時点で大ウソつきなんですよ。
すべては自分の為
すべては自分の為
これにつきます。
自分にとって何かいいことでもない限りはすぐに動こうとしません。
ただ、その中身は誰にも見つけてほしくないから、結局は表面で引き受けて、裏では目的が違うなんて話も普通にあります。
「これ手伝うとあの子と話せる機会が増える」とか
「積極的に動いたらなんかいいことしてもらえそう」とか
まぁ、本来の目的とは違うわけですよ。
もちろん自分のために動くことが悪いとは言いません。
ただ、それを露骨に出しすぎてしまうと、周りの評価が悪くなってしまうので、あまりそれを表立って言わないわけです。
だから、ついつい「あなたのため」とかいう理由を使って自分を守っているのですよ。
自分を大切にしてほしい
じゃあ逆に、本当に「人のために動ける人」ならばどうなるのか?と、言われたらむしろ大事にしてほしいと僕は考えます。
人のために動くということは、逆に自分を犠牲にしてでもその人に尽くすということ。
となると、いつかは潰れてしまいます。
それで相手に心配されて、けれど「気にしないで、あなたのためにやったことだから」とか言われたら罪悪感に押しつぶされてしまいませんか?
僕は自分の責任だと攻めるようになり、ひどく悲しみ傷つきます。
倒れないように、その人を守るためにあまり頼みごとをしないようにしてしまうと思います。
自分を大切にできない人は、相手を大切にすることができません。
心理学の考えの基本でもありますが、「自分のことを知らないくせに、どうやって相手の感情を理解するのか」という言葉は、僕が心理学を勉強するうえで大事にしている信念でもあります。
まずは、自分を大事にしてほしい。それだけです。
信頼できる人は全部「自分が選んでいる」だけ
親友とかズッ友とか呼び方は様々ですが、自分が一番大切にしてる友人はいますか?
最も信頼できる他人という言いかえにもなりますが、とにかく自分のことをよく知る人物、その人も結局は「自分が選んでいる」だけにすぎないのです。
ならば、自分の意思で友達として認めているだけとも言えます。
それが一方的であれ両方であれ、そのことを忘れてはいけません。
「○○してくれてほんとに良い奴」というのは、○○している時だけ良い奴なのかもしれないし、逆にいつも良い奴なのかもわかりません。
信頼できる人は、自分のことをよく見て、良いことも悪いことも言ってくれる人。
そんな人を僕は「友達」と呼んでいます。
良いことしか言わないやつはせいぜい「顔見知り」で終わっていますね。
それでも感謝は忘れずに
かといって、今まで出会った人たちをないがしろにするのはまた話が違います。
今まで関わってくれた理由はわからないかもしれませんが、それでも「いつも話をしてくれてありがとう」という感謝の心を忘れてはなりません。
それはお互いに言えることですが、今の環境が当たり前だと思わないことに気を付けたら、自然と感謝の言葉が出てくるはずです。
まとめ
いかがでしたか。
人のために動ける人はまずいないので、自分の意思で動けなかったらそれの手助けをしてあげるのもよいでしょう。
最終的には、あらゆる物事を自分で調べて自分で考え、自分で判断を下すというところまでできるようになったら、真剣に向き合ってみてはいかがでしょうか。
参考になれば幸いです。