正直な話、就職では幸せになれない
こんにちは、ざわです。
今日から6月が始まります。
実は今日、企業説明会が開催されているのですが、僕は見ての通り、自宅でブログを書いています。
これは就職に興味がないからとかそんなしょうもない理由ではありません。
実は大学で先生に進路について相談をしたところ、このようなことを言われました。
大学院進学なら就活をしている暇はない
「あなた何を考えているの(笑)」
開口一番に言われたセリフです。
僕は一瞬思考が停止しました。
何を考えたいたのかすっかり飛んでしまったのです。
理解が追い付かないままそのまま質問をしました。
「ど、どういうことですか」
「大学院の進学を考えているのでしょう?」
「その通りです」
「なら、就活をしている暇なんかないわよ」
この言葉を受けてとても衝撃を受けました。
皆はキャリアの授業に言われるがままに今頃説明会の方へ参加し、企業の実績や概要などを聞きながら必死にメモを取っていることでしょう。
僕もそうしなければならないのかなって思っていたら、それ以前の話でした。
たしかによく考えてみたら当然のことだったと思います。
大学→大学院→国家試験→資格取得で就職へ
この過程を踏まなければ僕の欲しい「公認心理師」は取得できません。
なぜ僕の中から就活という単語が出てきたのか不思議に思うくらいに先生は笑い飛ばしていました。
この時、僕は確信しました。
「みんなと同じはやっぱり間違っている」
まずは勉強をしっかり行うこと
「あなたは大学院に進学するなら、まずは今よりももっと勉強をすべきよ」
「やはりそうなりますよね」
「もちろんよ。今でも十分成績は良いけれど、大学院の募集人数はとっても少ないんだからこれは人生をかけた争いよ」
大学院への進学は、公認心理師の資格取得のためには必須条件となっています。
そのため大学を卒業したら、必ずどこかの大学院へ受験をしに行かなければなりません。
もちろん内部進学も可能ですが、僕はある個人的な理由から立命館大学の大学院へ進学したいとずっと考えていました。
そのことを先生に伝えたら、またもや衝撃的な返答が飛んできました。
大学院選びは院に在籍する先生で選ぶこと
「あなたはどんな基準で大学院を決めているの笑笑」
「偏差値とかそういうのは関係ないんですか?」
「そんなもの関係ないわよ。大学院はね、自分がしたい勉強をするために選ぶ場所よ。大学もそうだけど、そこにいる先生との相性が良くなかったらどこへ行ったって無駄になるわよ」
つまり、自分がしたい勉強と、大学院先で在籍している先生がどんなテーマについて研究をしているか、その領域の一致ができていないと、自分がやりたいことができずに終わってしまうという結果になってしまうという事です。
それは本当に残念だと思います。
今ここで聞いておいて本当によかったと思います。
もし、流されるがままに企業の説明会に参加していたら、それだけで今は必要無いストレスを抱えながら大学生活を過ごしていた事でしょう。
大事なことは、進学した先で、自分が求める学びを教えてくれる先生が見つかるかどうかです。
今のうちに色々情報を集めなければならないことがようやく見えてきました。
図書館を制覇する気持ちで情報を集めること
「先生、じゃあ今から何をすればいいですか?」
「心理学に関する勉強はいつも通りやっておいたら問題ないね。あとは英語、これは最低限高校レベルは確実に押さえておいて欲しい。大学の論文なんて英語から翻訳されたものが多いから、元の文献をたくさん読まなくちゃいけないの。そして自分が勉強したい内容を研究テーマに上げている先生の論文や書籍を必ず読んでおくこと。これは図書館によく置いてあるから、制覇する気持ちで探し回ったらいいよ」
「なるほど」
やることがだいたいわかってきました。
というわけで、今後は図書館を制覇していきたいと思います。
まとめ
今回の件で就職というものがようやくわかってきました。
どのみち僕は院を卒業したら就職すると思います。
ですが、その順番を間違えていました。
やはりきちんと先生に相談することは大事です。
皆さんも自分の人生をしっかりと相談して、計画的に行動するようにしてほしいです。
ただ、周りに流されて就職をなんとなく選んでしまったら、それは幸せを得たことにはならないでしょう。
最近の就職は安定、安定とかいいますが、今の時代に安定なんか存在しません。
少しでもリスクを分散させることができるように考えないといけませんね。
参考になれば幸いです。