大学のモラトリアムは本当に役に立った件について

大学のモラトリアムは本当に救われている

大学は4年、院に行く人は更に2年追加で学生生活を送れる。

つまり、社会人になるまではこの期間を使ってアルバイトやサークルなど活動しながら大人としての経験を積んでいくこととなる。

中卒や高卒の場合はいきなり就職するから、それこそ新鮮だが、多くのことを受け入れるにはまだまだ未熟だし、時間がかかってしまう。

大学生になると、その空いた時間で自分の好きなことができる。

勉強は学びたい科目を選択できるし、アルバイトやサークルも基本的には任意で参加する。

自分で考えて行動し、選択をしていくことが大人になるための最低条件なのではないだろうか。

僕はまだまだ大人の年齢でありながら中身は子どもに近い。いまだに多くのことを知らずに生きている。

これからもずっと学び続けるし、努力し続ける。

皆はどうだろうか

楽しく自由に生きたい気持ちもよくわかる。僕だってそうしたい。

けど、自由に生きるためには最低限のルールやマナーを守らないと生きていけない。

僕が通っていた高校では、自由という校風があったが、それは「自主・自律」ができてこその自由が保障されるという意味だ。

自由ばかりを選んでしまっては、自主的に動かなくなるし、自律することさえ不可能である。

これから大人社会へと歩み出す僕たちにその覚悟がすでにできていただろうか。

僕はまだそれができないでいる。

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